伊吹有喜
撮影 下林彩子
伊吹有喜(いぶき・ゆき)

 三重県出身。尾鷲市生まれ 四日市市育ち。中央大学法学部法律学科卒。1991年に出版社に入社し、雑誌主催のイベント関連業務、雑誌編集部を経て、フリーランスのライターに。

 2008年『風待ちのひと』(改題 夏の終わりのトラヴィアータ)でポプラ社小説大賞特別賞を受賞しデビュー。

 2010年に二作目『四十九日のレシピ』を刊行。同作は2011年にNHKにてドラマ化、2013年に映画化。

 2014年刊行の『ミッドナイト・バス』は第27回山本周五郎賞候補、第151回直木賞候補に。同作は2018年に映画化。

 2016年刊行の『今はちょっと、ついてないだけ』は2022年に映画化。

 2017年刊行の『カンパニー』は2018年に宝塚歌劇 月組にて舞台化。2021年にNHK BSプレミアムドラマにてドラマ化。

 同じく2017年刊行の『彼方の友へ』は第158回直木賞候補、第39回吉川英治新人文学賞候補。名古屋の書店を中心にした全国有志の書店員による『乙女の友大賞』受賞。

 2020年刊行の『雲を紡ぐ』は第163回直木賞候補。第8回高校生直木賞を受賞。埼玉県の高校図書館司書が選んだ2020年のイチオシ本第一位。

 同年刊行の『犬がいた季節』は2021年本屋大賞三位、第34回山本周五郎賞候補

 2024年刊行の『娘が巣立つ朝』は第46回吉川英治文学新人賞候補。 
 このほかに『なでし子物語』シリーズとして、『地の星 なでし子物語』、『天の花 なでし子物語』、『常夏荘物語』。

 『BAR追分』シリーズとして『オムライス日和 BAR追分』、『情熱のナポリタン BAR追分』がある。

 最新作は『鎌倉茶藝館』(2025年8月刊行)

 2024年より 音声配信プラットフォームVoicyにて「伊吹有喜 物語の時間」を配信中。

 趣味 長唄 料理、旅行、散歩、舞台鑑賞 音楽鑑賞

 2016年より 四日市市観光大使(三重県・四日市市)

 2022年より おわせ観光大使(三重県・尾鷲市)

 2025年より みちのく盛岡ふるさと大使(岩手県・盛岡市)