「雲を紡ぐ」が高校生直木賞をいただきました!
こんにちは、いかがお過ごしでいらっしゃいますか。
お健やかでありますよう、願っております。
私のほうは変わりなく過ごしております。でも、気圧が低くなるとあまり体調が良くないので、梅雨と台風のこの時期は慎重に暮らしています。
一位を記念して、実行委員長の木下通子先生がインタビューをしてくださいました。こちらのサイトの「雲を紡ぐ 特別インタビュー」のバナーを押してみてください。
埼玉県高校図書館フェスティバル
https://shelf2011.net/
さて、そんな憂いも吹き飛ぶ嬉しいお知らせをいただきました。
高校生直木賞という、昨年の上半期、下半期の直木賞候補の作品のなかから、高校生の皆さんが選考委員となり、議論を戦わせて選出する賞があります。
その名の通り、高校生が選ぶ直木賞です。
第八回目の今回、「雲を紡ぐ」が加藤シゲアキさんの「オルタネート」と同時に受賞となりました。
全国32校、約230名の読み手が討論して授けてくださった栄誉だと思うと、感激で心震えます。とても嬉しく、光栄です。
「雲を紡ぐ」にお気持ちを寄せてくださり、ありがとうございます。
これからも心をこめて書いていきます。よかったら、物語の旅をご一緒してください。
さてなかなかコロナの心配は晴れませんが、少しずつ以前よりは状況は良くなっている気はします。
あと少しの辛抱。皆様、お身体をいたわってお過ごしくださいね。
伊吹有喜
伊吹有喜『雲を紡ぐ』
伊吹有喜『雲を紡ぐ』 「分かり合えない母と娘」 壊れかけた家族は、もう一度、一つになれるか? 羊毛を手仕事で染め、紡ぎ、織りあげられた「時を越える布・ホームスパン」をめぐる親子三代の「心の糸」の物語。 いじめが原因で学校 […]