「Voicy」にて 「伊吹有喜 物語の時間」の音声配信を始めました
こんにちは、いかがお過ごしでいらっしゃいますか?
主に実家を拠点にして動いているのですが、三重県は今、椿や水仙、梅が咲き、夏ミカンのような柑橘類があちこちで実っています。
まだ風は冷たいですが、春の足音を感じます。
さて、本日はご報告があります。
2月4日から「Voicy」にて、「伊吹有喜 物語の時間」という音声配信を始めました。
開始して、一週間が経過しました。安定して続けられそうなので、晴れてご報告いたします。
音声配信をするきっかけは、体調を崩して休んでいたときでした。横になっていたり、眠れなかったりしたとき、本が読みたいと思ったのですが、本を持ち上げる力も出ないし、眼鏡をかけないと小さな文字が読めません。
しみじみ誰かに枕元で本を読んでもらいたいなぁ、と思ったのです。
恥ずかしながら、きちんとした朗読の訓練は受けていないのですが、二十代の頃から自分の原稿の最終確認には必ず音読をしてきました。数えてみますと、三十数年になります。
そこで本の朗読とともに、作品をさらに楽しんでいただける、さまざまな背景のお話をお届けできればと考えました。
心をこめて「物語の時間」をお届けします。
このコンテンツは月~金曜日まで夕方の17時からの配信です。
「BAR追分」の朗読と、この小説に登場する人物の背景、小物、食事、飲み物、音楽といった事柄の設定内容や、取材を通して学んだお話を語ります。
そして土曜日は(三月からはプレミアム放送を予定しています)、アフタートークと題して、「BAR追分」のほかに、これまで刊行した作品の取材や執筆を通して得た、衣食住、旅、風土、染織、和装、舞台、音楽、さまざまな分野の、のんびりしたお話をお届けします。
勉強や家事、仕事の合間。お忙しいときやご体調を崩されているとき。のんびりしたいとき。ここではないどこかに行きたいとき。
一日の終わりの安らぎの時間、お休み前のひとときに
よかったら「物語の時間」にお耳を傾けてください。
お待ちしております。
この配信を通して、公式サイトをご覧いただいている皆様と交流ができると嬉しいです。
それではまた、お便りします。
春近し。されど、まだ雪が降ったりする可能性もあるとうかがいました。
皆様、暖かくしてお過ごしくださいね。
伊吹有喜