一月のご挨拶
こんにちは、いかがお過ごしでいらっしゃいますか?
私のほうは年末に少し無理をしたら、元日にバテましてしばらく休んでおりました。今は回復して、年末年始にできなかったことを、遅ればせながらしております。
夢中になると忘れがちですが、しみじみ、もう若くはないんだな、と思います。
今年は規則正しい生活と、体力作りにしっかり励もうと思います。
世の中が大変なことになっているときに、自分のことをお話しするのは恐縮ながら……。
一月はいくつがご報告があります。
一月九日に「犬がいた季節」の文庫が発売となります。
伊吹有喜『犬がいた季節』 (文庫版)
伊吹有喜『犬がいた季節』(文庫版) 1988年夏の終わりのある日、高校に迷い込んだ一匹の白い子犬。「コーシロー」と名付けられ、以来、生徒とともに学校生活を送ってゆく。初年度に卒業していった、ある優しい少女の面影をずっと胸 […]
このたび解説を書いてくださったのは書店員の久田かおりさんです。ぬくもりのある素敵な解説を書いていただき、感謝の思いでいっぱいです。
また、この文庫は初版限定で、第一話にちなんだ可愛いものが入っています。
単行本の折には、カバーを外したときにお目見えする、あの絵にちなんだものです。
文庫のサイズになった、「希望」をテーマにした物語
「犬がいた季節」。
よかったらぜひ、お手にとってみてください。
21日、丸善四日市店にて、サイン会が行われます。
文庫の発売を機に、1月21日(日)丸善四日市店にて「犬がいた季節」のサイン会を開催させていただきます。
トークイベントや講演会でサインをさせていただく機会はあったのですが、書店さんでの単独でのサイン会は今回が初めて・・・緊張しております。
よかったらぜひ、いらしてください。心よりお待ちしております。
昭和、20世紀、平成。いくつもの時代を越えてきました。たとえ未知の疫病に暮らしが脅かされ、気持ちがくじかれることが多くとも、希望、そして前へ進む勇気を持ってこれからも歩んでいきます。
さて、今年は新しい試みに取り組む予定で、順調に進めば二月から開始予定です。
形になってきましたら、またご報告させていただきますね。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
伊吹有喜