2月19日に「かごしま近代文学館」にて「ゆかりの糸の物語」という講演をいたします。
こんにちは、いかがお過ごしでいらっしゃいますか。一月後半はたいへんな寒波に驚かされましたね。
私は寒波襲来の直前は「灯りの島」の取材で三重県尾鷲市におり、その翌週は同じ県内の四日市市に帰省していたのですが、久々に冬らしい寒さを味わった気がします。
このたびはその尾鷲について書こうと思いましたが、その前に2月のお知らせをひとつ。
2月19日の日曜日、鹿児島市「かごしま近代文学館」の「現代作家が語る」講演会にお招きをいただきました。
演題は「ゆかりの糸の物語」です。
自作について語るのは照れますが、作品をめぐる「ゆかりの糸」について、鹿児島出身の詩人、黒田三郎先生の詩の鑑賞をまじえつつ、お話できればと思います。
実は黒田先生の「ひとりの女に」という詩集は十代の頃から好きな一冊なのです。
春を待つ二月のひととき。物語の世界をご一緒できれば嬉しいです。
さて鹿児島県といえば大島紬の産地。そこでポスターの写真は泥大島の着物を着ている写真にしました。この紬、とても好きなのです。
「現代作家が語る」講演会「ゆかりの糸の物語」 - かごしま近代文学館・かごしまメルヘン館
https://www.k-kb.or.jp/kinmeru/topics/7172/
そして黒田先生の詩集「ひとりの女に」については、こちらの記事でも少し触れています。
作家の読書道 (WEB本の雑誌)
https://www.webdoku.jp/rensai/sakka/michi195_ibuki/
講演後は感染対策を行いながらサイン会も開催される予定です。
よかったらお立ち寄りください。
お目にかかれますこと、楽しみにしております。
伊吹有喜