11月1日、本屋さんのあのカフェで 三人の作家とお茶を飲みながら のんびり本のお話をしませんか?
今年の夏は本当に暑かったですね。皆様いかがお過ごしですか?
私のほうは夏からしばらく体調を崩していたのですが、最近、少しずつ調子が戻ってきました。
さて、本日はお茶の会のお誘いです。
このたび11月1日に八重洲ブックセンターで行われる「文芸ファンミーティングin Tiffany」にお招きをいただきました。第三回目を迎えるこちらのイベント、この日は「本の日」にちなみ、本にまつわる小説の作者、三人が登場します。
お一人は「本のエンドロール」の安藤祐介さん。
もうお一人は「プリティが多すぎる」の大崎梢さん。
そして「彼方の友へ」の私です。
詳細はこちらです。
どんなお話がお楽しみいただけるでしょう? あれこれ思案しています。設定したけれど、本編にまったく入らなかった、有賀の洋服事情、純司の「風花」の秘密、ハッちゃんと美蘭と史絵里がこしらえた素敵なクリスマスのごちそうのお話などいかがでしょう?
「なでし子物語」の常夏荘の見取り図や邸宅の設定資料、おじいちゃんの甘露湯の秘密。「地の星」の「ミネロール」のモデルになった美味なロールケーキのお話、「天の花」の「リトモさん」や風に鳴るハープのお話。
そのほか「ミッドナイト・バス」にまつわる新潟の美味あれこれ。「カンパニー」にまつわるダンスや舞台取材のお話。「今はちょっと、ついてないだけ」に登場する厚切りハムと豆のスープのお話。「BAR追分」に登場する新宿の実在のお店のお話などいかがでしょう? もちろん読書の喜びや、秋冬の読書の友(こたつやアロマや音楽や、お茶やお酒やお菓子やら)などについて語り合うのも楽しいに違いありません!
穏やかな秋のひととき、お茶を飲みながら本のお話をいたしませんか?
11月1日、八重洲ブックセンターにてお待ちしております。
伊吹有喜
伊吹有喜『彼方の友へ』
伊吹有喜『彼方の友へ』 平成の老人施設でひとりまどろむ佐倉波津子に、赤いリボンで結ばれた小さな箱が手渡された。「乙女の友・昭和十三年 新年号附録 長谷川純司 作」。そう印刷された可憐な箱は、70余年の歳月をかけて届けら […]