宝塚歌劇「カンパニー」がいよいよ千秋楽に!

 こんにちは、伊吹です。皆様、いかがお過ごしですか?

 心地よくお過ごしでありますようにと願っております。

 

 先月から当サイトにスタッフの二宮が加わり、折々の活動をお伝えすることになりました。あまり更新できずにいるこのサイトですが、助っ人に恵まれてうれしいです。

 さて風薫る五月。新緑が目にうるわしいこの時期は、季節のなかでもっとも好きです。なかでも薄紫の藤に続き、山では百合が、街ではツツジが咲きこぼれる一連の時期は日本列島花いっぱいという心地がして和みます。

 

 そうした美しい季節のなか、二月から始まった宝塚歌劇 月組による「カンパニー」も五月六日に千秋楽を迎えます。

月組公演 『カンパニー -努力(レッスン)、情熱(パッション)、そして仲間たち(カンパニー)-』『BADDY(バッディ)-悪党(ヤツ)は月からやって来る-』 | 宝塚歌劇公式ホームページ

月組公演 『カンパニー -努力(レッスン)、情熱(パッション)、そして仲間たち(カンパニー)-』『BADDY(バッディ)-悪党(ヤツ)は月からやって来る-』の情報をご紹介します。

 設定は変わっているのですが、宝塚版「カンパニー」、とても素敵です! 珠城さんのかっこよさ、愛希さんの愛らしさ! 月組の皆さんのパワフルな歌とダンス、心ひきこまれるお芝居。

「カンパニー」もショウの「BADDY」もお一人おひとりがその役の人生を舞台上で鮮烈に生きている存在感があり、目が離せませんでした。開演以来、宝塚と東京の劇場で鑑賞したのですが、何度拝見してもすべてに新しい魅力を感じ、とても楽しかったです。さらにはふつふつと元気がわいてきました。公演期間中、仕事の手をふと休めたときや、季節の変わり目で体調を崩したときなど、今、この瞬間も、宝塚や日比谷の劇場で青柳や美波、高野や由衣たちが活躍する舞台が繰り広げられているのだと考えると、むしょうにときめくのです。

 なかでもラストシーンで、タイトルの「カンパニー」という言葉を皆さんが歌うシーンを思い出すと、喜びがこみあげます。自作の小説の題名を、こんなにパワフルで美しいハーモニーで歌い上げられるのを聞けるなんて! こんな嬉しい体験、なかなかできるものではありません。

 その舞台も、いよいよ千秋楽。

 二月に宝塚劇場で拝見したあの大階段の様子や、トップの珠城さんと愛希さんが大きな羽根を付けた姿を間近で見た感想(あまりに綺麗で目がくらみそうに……)等々、舞台の鑑賞記を、またのちほどお送りできたらと思います。

 

 それではまた、おたよりします。心地よい五月をお過ごしください。

伊吹有喜

伊吹有喜『カンパニー』

伊吹有喜『カンパニー』  妻子に逃げられた47歳総務課長。選手に電撃引退された女性トレーナー。製薬会社のリストラ候補二人に課された使命は、世界的プリンシパルの高野が踊る冠公演「白鳥の湖」を成功させること。しかし、高野の故 […]