公式サイトリニューアル

こんにちは、伊吹です。

皆様、いかがお過ごしでいらっしゃいますか?

たいへんご無沙汰しています。

このたび公式サイトをリニューアルしました。

つぶやくような感じの更新になるかもしれませんが

これからまた、どうぞよろしくお願いします。

さて私の近況ですが……

少し太りました→腰痛になりました→ダイエット中です。

身体ってなんて正直。体重増加が腰に負荷をかけたのでしょうか。痛みが減ってきた今は、腰痛防止の体操をしています。

小説に関しましては……

■ポプラ社の「asta*」4月号(三月上旬配布)にて「なでし子物語 天の花 地の星」が第19回が掲載されています。

 なでし子物語の続編の「天の花 地の星」篇は、耀子の青春時代の物語「天の花」篇が終わり、現在は大人になった耀子の物語「地の星」篇に入っています。

 思わず撫でたくなるほど可愛い子、愛しき人という意味の“なでし子”たちが、昭和の時代を過ぎ、平成の世を生きていく姿を、引き続き描いていけたらと思っています。

■光文社「小説宝石」(2月下旬発売)にて、「今はちょっと、ついてないだけ」が最終回を迎えました。

 2013年の末に隔月で連載が始まった、一人のカメラマンをめぐる物語が完結しました。主人公は私と同世代の人物なので、同級生の暮らしぶりを書いているような感覚でした。

 こちらは年内に刊行予定です!

■1月上旬、実業之日本社「J-novel(ジェイ・ノベル)」にて「彼方の友へ 第四部」が掲載されました。

 戦前の少女雑誌の編集部を舞台にした「彼方の友へ」は季刊誌「紡」休刊により、現在「J-novel(ジェイ・ノベル)」にて、三ヶ月ごとの季と同じペースで連載をいただいています。

 高等小学校卒の主人公・波津子は給仕と呼ばれる、編集部の下働きから始まり、現在の回では編集部員に昇格しているのですが、彼女を抜擢した主筆・有賀の召集により、再び大きな人生の別れ道に立っています。

 この作品もいよいよ最終章に入りました。

■さて昨年の12月に角川春樹事務所の「ランティエ」1月号に「BAR追分(バールおいわけ)」という作品のプロローグと第一話「スープの時間」が掲載されました。素敵なイラストを描いてくださったのは満岡玲子さんです。 この作品の舞台は新宿の伊勢丹近く、追分という街の横丁にあるお店です。昼間は食事やコーヒーを出す「バール追分」、夜はお酒を出す「バー追分」。店名は「BAR追分」と同じですが、昼と夜で別の呼び方、二つの顔を持つお店です。

 昼間のバールはモモちゃんという笑顔が可愛い二十代の女子、夜のバーでは白髪のバーテンダーがおもてなしをいたします。

 扉を開ければ、おいしいひとときが待つこの作品。四十九日のレシピが刊行されたあと、時間をかけて少しずつ形にしてきたものですが、今年の早い時期に刊行予定です。お気にかけていただけたら、うれしいです。

■同じく昨年12月、ポプラ文庫に「なでし子物語」が入りました。

 文庫の装丁は単行本と同じく大久保伸子さん、装画は関美穂子さんで、立海と耀子が寄り添って本を読んでいる表紙が可愛くて可愛くて!! 本を手にとるたびに顔がほころんでしまいます。

 小泉今日子さんからの嬉しいお言葉も帯にいただき、とても嬉しく、大感激しています。

 「なでし子物語」。よかったら、文庫もお手に取っていただけたら嬉しいです。 

■さて三月末からは新連載も始まる予定です。

これからは少しずつ更新してまいります。

もしよかったら、またどうぞよろしくお願いします。

それでは冷え込みますが、皆様、どうぞお身体にお気を付けて

あたたかくしてお過ごしください。

伊吹有喜