ミッドナイト・バスが文庫になりました。
こんにちは、ずいぶんご無沙汰しております。まだまだ暑い日がありますが、少しずつしのぎやすくなってきましたね。
さて「ミッドナイト・バス」が文庫となって、刊行されました。表紙の絵は単行本の際に、素敵な作品を描いてくださった小林万希子さんです。
伊吹有喜『ミッドナイト・バス』(文庫版)
伊吹有喜『ミッドナイト・バス』(文庫版) 壊れた「家族」という時計は再び動き出すのか 故郷に戻り、深夜バスの運転手として二人の子供を育ててきた利一。ある夜、乗客に別れた妻の姿が──。家族の再出発を描く感動長篇。 (文 […]
今回も心に余韻を残す抒情的な絵で、深い青の色がとても美しいです。そしてうれしいのが、白鳥交通のロゴマークをバスに描いてくださったことです。これがたいそう格好良いのです!
こうして力のこもった絵にしていただき、そして美しい装丁にしていただき、この作品もなんて幸せなことかと思いました。
先月から机の上に置いて、毎日眺めています。
文庫になったミッドナイト・バスもどうぞよろしくお願いします。
伊吹有喜